💤猫の寝すぎは病気のサイン？正常な睡眠時間と注意ポイント

「うちの猫、1日中寝てるけど大丈夫かな？」
猫は“寝るのが仕事”とも言われますが、
あまりに寝すぎる場合は注意が必要です。

実は猫の睡眠には、年齢・体調・環境が大きく影響します。
この記事では、猫の年齢別の平均睡眠時間と、
「寝すぎ」が病気のサインになるケースをわかりやすく解説します。

🧠猫の平均睡眠時間とは？

猫はもともと夜行性のハンター。
昼間はエネルギーをためるために、よく眠る習性があります。

💡猫は1日の約2/3を寝て過ごします。
しかし、「寝る姿勢・反応・表情」が普段と違うときは注意サインです。

猫の睡眠は**浅い眠り（レム睡眠）と深い眠り（ノンレム睡眠）**を繰り返しています。

タイプ	時間	特徴
浅い眠り（レム睡眠）	約20分	耳やヒゲがピクピク動く、夢を見ている
深い眠り（ノンレム睡眠）	約5〜10分	呼吸が穏やかで完全に休息状態

💡猫の「うたた寝」は浅い眠り。実際に熟睡している時間は1日3〜5時間ほどです。

単にリラックスして寝ているだけなら問題ありませんが、
以下のような変化がある場合は病気やストレスの可能性があります。

→ 体調不良や内臓疾患の可能性。
特に高齢猫は腎臓病や甲状腺機能低下症に注意。

→ 熱・貧血・感染症・脱水などのサイン。
眠りが深すぎる・ぐったりしている場合は危険です。

→ 関節痛や筋肉痛などの痛みを抱えていることも。
高齢猫では「寝たきり状態」になる前兆のこともあります。

→ 脱水症状や腎臓トラブルの可能性。
「寝てばかり＋トイレに行かない」は要注意。

→ 冷え・貧血・ショック状態のサイン。
すぐに病院で診てもらいましょう。

逆に、寝る時間が長くても健康的な場合もあります。

成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、
子猫は1日のほとんどを寝て過ごします。

信頼している飼い主の近くや、静かな部屋では、
安心して長時間眠ります。

💡寝顔がリラックスしている・お腹を見せて寝ているなら“幸せな睡眠”。

雨の日や寒い日は、猫も活動量が減り、自然と睡眠時間が増えます。

猫の健康な睡眠をサポートするために、環境を整えましょう。

💡エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。