🍽️猫がごはんを食べないときの原因とチェックリスト

猫の健康とお世話

「いつもはモリモリ食べるのに、今日は全然食べない…」
そんなとき、飼い主さんはとても不安になりますよね。

猫がごはんを食べない理由は、わがまま・ストレス・病気などさまざま。
中にはすぐに病院へ行ったほうが良いケースもあります。

この記事では、猫が食べないときに考えられる原因と、
自宅でできるチェック方法・対処法をわかりやすくまとめました。


🧠まず確認!猫がごはんを食べないときのチェックポイント

猫がごはんを食べないときは、まず以下を確認してみましょう👇

チェック項目観察ポイント
元気はある?走ったり、鳴いたりしているか
水は飲んでいる?水分が取れているかどうか
うんち・おしっこは出ている?便秘や下痢がないか
体重が減っていない?2日以上続くなら要注意
食べる素振りはある?興味はあるけど口をつけないなら歯のトラブルかも

💡「ごはんを見ても無反応」「丸2日食べない」場合は、病院へ行く目安です。


🍖猫が食べない原因①:わがまま・好みの変化

実は、単なる味の好みの変化が理由で食べないことも。
特にグルメな猫は、フードの味・匂い・食感に敏感です。

🐾こんな様子が見られたら

  • 新しいフードに変えた途端に食べなくなった
  • 同じフードを飽きてしまった
  • 冷たいままのウェットフードを残す

✅対処法

  • いつものフードにお湯を少しかけて温める(香りUP)
  • トッピング(ちゅ〜る・スープ)を加えて誘う
  • 食器を洗って匂いをリセット

💡猫は“匂い”で食欲が左右される動物。
フードを温めて香りを強くすると食べることがあります。


🦷猫が食べない原因②:口・歯のトラブル

口の痛みや歯周病、口内炎があると食べたいのに食べられない状態になります。

🐾見分け方

  • 食べる素振りはあるのに口をつけない
  • 片方の口だけで噛む
  • よだれ・口臭が強い
  • 口を気にして前足でぬぐう

✅対処法

  • すぐに動物病院で口腔チェックを受ける
  • 柔らかいウェットフードに変更
  • 普段から歯磨き・デンタルケアを習慣に

⚠️歯のトラブルは我慢しがち。放置すると慢性炎症や体調不良につながります。


🤧猫が食べない原因③:風邪・発熱・鼻づまり

猫風邪(猫ウイルス性鼻気管炎など)で鼻が詰まると匂いが分からず食欲が落ちます。

🐾症状のサイン

  • くしゃみ・鼻水・涙が出ている
  • ごはんに興味はあるが口をつけない
  • 発熱でぐったりしている

✅対処法

  • 湯気を吸わせて鼻づまりを緩和(ぬれタオルを近くに)
  • 食事を温めて香りを立たせる
  • 食欲が戻らない場合は病院へ

💡鼻が詰まる=匂いが分からない=食べられない、という流れです。


💩猫が食べない原因④:胃腸トラブル・毛玉の詰まり

胃や腸の不調、毛玉のたまりすぎでも食欲が落ちます。

🐾症状のサイン

  • 吐き気がある(空腹時に白い泡を吐く)
  • 便が出ていない・硬い
  • お腹を触ると嫌がる

✅対処法

  • 毛玉ケアフードや乳酸菌サプリを与える
  • 水分を多くとらせる(ウェットフード・スープ)
  • 数日出ない場合は獣医で診察

💡便秘や毛玉の詰まりは放置すると腸閉塞につながることも。


🧠猫が食べない原因⑤:ストレスや環境の変化

猫はとてもデリケート。
引っ越し、模様替え、新しい家族の登場など、環境変化によるストレスで食欲がなくなることも。

🐾サイン

  • トイレに隠れる・甘えなくなる
  • 食器の場所が変わった
  • 新しい猫・人間が増えた

✅対処法

  • 食器・ごはんの場所を元に戻す
  • 静かで安心できる場所で食事させる
  • フェロモンスプレーなどのリラックスアイテムを活用

💡猫は「安心」を何より重視します。環境を元に戻すだけで食欲が復活することも。


⚠️猫が食べない原因⑥:病気(内臓疾患・腎臓・肝臓など)

元気がなく、水も飲まず、2日以上食べない場合は病気の可能性があります。

疑われる病気代表的な症状
腎臓病水をたくさん飲む・尿が多い
肝臓病黄疸(耳・目が黄色っぽい)・だるそう
糖尿病多飲多尿・体重減少
胃腸炎嘔吐・下痢・ぐったり

💡「様子見」は危険。猫は飢餓状態になると**肝リピドーシス(脂肪肝)**という命に関わる病気を起こします。


🩺動物病院に行くべきタイミング

状況行動の目安
丸1日食べない翌日までに受診を検討
2日以上食べない早急に受診(肝リピドーシス予防)
吐く・下痢・ぐったりしている即受診
高齢猫・持病がある24時間以内に受診が理想

🐾「まだ大丈夫」と思っているうちに悪化することが多いのが猫の特徴です。


💞まとめ:猫がごはんを食べないのは“体のSOS”

猫が食べない原因はさまざまですが、
「丸1日以上食べない」=異常サインと考えましょう。

✅ 味の好み・環境の変化 → 自宅ケアでOK
✅ 鼻づまり・口の痛み → 病院で早期治療
✅ 2日以上続く → すぐ受診

🐱「食べない」は、猫の体が発する小さなSOS。
早めの気づきで、健康と命を守ってあげましょう🍀

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