🤧猫がよくくしゃみをする原因|風邪?アレルギー?見分け方と対処法

猫の健康とお世話

「最近、うちの猫がよくくしゃみをする…」
可愛い仕草に見えても、実は病気やアレルギーのサインかもしれません。

猫のくしゃみは一時的なものなら心配いりませんが、
長く続いたり、鼻水や涙を伴う場合は注意が必要です。

この記事では、猫のくしゃみの原因をタイプ別に紹介し、
風邪・アレルギー・感染症の見分け方と家庭でのケア方法を解説します。


🧠猫がくしゃみをする理由とは?

猫のくしゃみは、鼻や喉に入った異物や刺激物を外に出そうとする防御反応です。
人間のくしゃみと同じように、一瞬の刺激なら問題ありません。

しかし、くしゃみが続く場合は、

  • ウイルスや細菌感染
  • アレルギー反応
  • 鼻や歯のトラブル
    などが隠れていることがあります。

💡くしゃみが「数日以上続く」場合は、早めに原因を探ることが大切です。


🩺猫のくしゃみの主な原因7つ


① 一時的な刺激(ホコリ・香り・煙など)

掃除中や香水、タバコの煙などが原因でくしゃみをするケースです。
この場合は一時的なくしゃみで、すぐに落ち着きます。

対処法:
・部屋の換気を行う
・香りの強い洗剤や芳香剤を避ける
・空気清浄機でホコリを減らす


② 風邪(猫ウイルス性鼻気管炎・カリシウイルスなど)

猫の風邪の代表的な原因が「猫ウイルス性鼻気管炎」や「猫カリシウイルス感染症」です。
くしゃみのほかに、鼻水・涙・発熱・元気がないといった症状が出ます。

特徴:

  • 鼻水がドロッとしている
  • 目ヤニや涙が増える
  • 食欲が落ちる

対処法:
・部屋を暖かく保つ(22〜25℃)
・水分と食事を確保
・長引く場合は早めに病院へ

💡ワクチン接種で予防できるため、定期的な接種が効果的です。


③ アレルギー性くしゃみ

花粉・ハウスダスト・カビ・香料などに対してアレルギー反応を起こす猫もいます。
くしゃみ以外に、鼻水が透明でサラサラしているのが特徴です。

対処法:

  • 部屋を毎日掃除・換気
  • カーテンや布製品をこまめに洗濯
  • アレルゲン(花粉・タバコ・香水)を避ける

💡季節の変わり目や春先に多く見られます。


④ 鼻炎・副鼻腔炎

長引く風邪やアレルギーで、鼻の粘膜が炎症を起こすと鼻炎になります。
慢性化すると、鼻づまり・鼻水・いびきなどの症状が出ます。

対処法:
・加湿器で空気を潤す
・暖かい蒸気を吸わせて鼻づまりを緩和(濡れタオルを近くに)
・動物病院で抗炎症薬や抗生物質を処方してもらう


⑤ 歯の病気(口腔内炎症)

猫の上あごの歯の根が鼻に近いため、歯の炎症が鼻に影響してくしゃみが出ることがあります。

特徴:

  • 片方の鼻だけから鼻水が出る
  • よだれ・口臭が強い
  • 食べにくそうにしている

対処法:
→ 歯石や歯肉炎の治療で改善します。歯磨き習慣をつけましょう。


⑥ 異物が鼻に入っている

砂やホコリ、小さな毛などが鼻に入ると、連続してくしゃみをします。
1日中止まらない・鼻をこすり続ける場合は異物の可能性あり。

💡自分で取ろうとせず、獣医に診てもらいましょう。


⑦ 腫瘍やポリープ(まれだが要注意)

長期間くしゃみ・鼻水・血が混じるような場合は、腫瘍や鼻のポリープの可能性もあります。
特に高齢猫に多く見られます。

⚠️1週間以上くしゃみが続く、血が混じる場合はすぐ受診を。


🏠家庭でできるくしゃみ対策


① 室内の空気を清潔に

猫は空気の質に敏感です。

  • 加湿器で湿度50〜60%に保つ
  • 空気清浄機を使う
  • 窓を開けて換気(1日2回以上)

② 温度管理を徹底

寒暖差は免疫力を下げ、風邪を悪化させます。
冬場は20〜24℃をキープし、冷気が床にたまらないようにしましょう。


③ 食事と水分で免疫サポート

  • 栄養バランスの良いフード
  • 水分をしっかり摂らせる(スープやウェットフード)
  • サプリメントで免疫維持(L-リジン配合など)

💡特に「鼻水が出て食べにくい猫」には、香りの強いウェットフードが効果的です。


🚑病院に行くべきサイン

状況受診目安
くしゃみが1週間以上続く慢性鼻炎・アレルギーの可能性
鼻水に血が混じる腫瘍や炎症の疑い
食欲がない・元気がない感染症・風邪
呼吸が苦しそう緊急対応が必要

🩺「様子見で1週間」を超えたら、必ず病院で診断を受けましょう。


💞まとめ:くしゃみは猫の“体からのSOS”

猫のくしゃみは、ちょっとしたホコリのせいかもしれません。
でも、続く・変化がある・鼻水や涙が伴うときは、早めの対処が大切です。

✅ 環境を清潔に
✅ 風邪やアレルギーを見分ける
✅ 長引く場合は病院へ

🐱くしゃみは体の防御反応。
小さなサインを見逃さず、猫の健康を守ってあげましょう🌿

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