ぷにぷにとした猫の肉球。
実はあの可愛い部分も、乾燥やひび割れでダメージを受けることがあります。
特に冬場や冷暖房を使う季節は、空気が乾いて肉球がカサカサに…。
放っておくと、痛みや出血・歩行トラブルに発展することも。
この記事では、猫の肉球が乾燥する原因と、
正しいケア方法・おすすめ保湿グッズ・注意点を詳しく解説します。
🧠猫の肉球が乾燥・ひび割れる原因
肉球は“皮膚”の一部であり、人間の手と同じように外的刺激に弱い部分です。
以下のような環境・習慣が乾燥の原因になります👇
① 空気の乾燥・冷暖房の影響
冬や夏のエアコン使用で湿度が下がり、肉球の水分が奪われます。
乾燥が進むとひび割れや皮むけが起きることも。
💡湿度40%以下は要注意!加湿器を使って湿度50〜60%を保つのが理想。
② 床の素材・摩擦
フローリングやカーペットの摩擦で、肉球の表面が擦れて角質化します。
滑り止めのない床では、すべって傷つくリスクも。
対策:床にマットやカーペットを敷いて、肉球への負担を減らす。
③ 加齢・血行不良
年齢とともに皮脂分泌が減少し、肉球が硬くなりやすくなります。
特に老猫では血流が悪く、自然な再生が遅れます。
④ 過剰なグルーミング
ストレスやかゆみで肉球を舐めすぎると、皮膚が乾燥して炎症に。
赤く腫れたり、毛が抜ける場合はアレルギーの可能性もあります。
⑤ 栄養不足
ビタミンE・オメガ3脂肪酸などの皮膚を健康に保つ栄養素が不足すると、
肉球の再生が遅れ、ひび割れやすくなります。
🩹肉球が乾燥しているときのサイン
| 症状 | 状態 |
|---|---|
| 表面が白っぽい | 軽度の乾燥 |
| カサカサして硬い | 角質化が進行 |
| ひび・出血がある | 重度の乾燥・炎症 |
| 歩き方がぎこちない | 痛みを伴っている可能性 |
🐾触ったときに“ぷにぷに感”がない場合は、早めのケアを!
🧴猫の肉球ケア3ステップ
🪮① 清潔にする
ケアの前に、まず肉球を清潔に保つことが大切です。
やり方:
- 濡らしたタオルやペット用ウェットシートで軽く拭く
- 泥やほこりを取り除く
- 完全に乾かす
💡濡れたまま放置すると、菌が繁殖して炎症の原因に。
🧴② 保湿クリームを塗る
猫専用の保湿クリームを1日1〜2回塗ってあげましょう。
ポイント:
- 人間用ハンドクリームはNG(香料・成分が猫には刺激)
- 舐めても安全な天然素材のものを選ぶ(シアバター・ミツロウなど)
- 少量を指先に取り、肉球にやさしくすりこむ
💡寝る前やリラックス中に塗ると、猫も嫌がりにくいです。
💧③ 水分と栄養補給を意識する
体の内側からも乾燥対策を!
おすすめ:
- ウェットフードやスープで水分補給
- ビタミンE・オメガ3脂肪酸配合のフードを取り入れる
- 魚油(サーモンオイル)サプリで皮膚を保湿
⚠️肉球のケアで注意すべきこと
- 強くこすらない(刺激で余計にひび割れる)
- 肉球の間(指の間)もチェックする
- 舐めすぎ防止のため、塗った直後はおもちゃで注意をそらす
💡塗ったあと靴下を履かせるのはNG。蒸れて悪化することがあります。
🏥動物病院に行くべきサイン
| 状況 | 可能性 |
|---|---|
| 出血・化膿がある | 細菌感染や外傷性炎症 |
| 歩くときに痛がる | ひび割れ・潰瘍化 |
| 赤く腫れている | アレルギー・真菌感染 |
| 舐め続ける・毛が抜ける | 精神的ストレス・皮膚疾患 |
⚠️「自然に治るだろう」と放置せず、2〜3日経っても改善しない場合は病院へ。
💞まとめ:肉球ケアで“健康+かわいさ”をキープ!
猫の肉球は、可愛いだけでなく体のバランスを取る重要なパーツ。
乾燥やひび割れを放置すると、歩行や健康にまで影響します。
✅ 乾燥時期は加湿+保湿クリーム
✅ 栄養・水分で内側から潤す
✅ ひび割れや出血があれば早めに受診
🐱毎日のケアで「ぷにぷに肉球」を守ってあげましょう✨



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